イタリアの食べ物の物語は、
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普段は、シンプルなアーモンドクッキーが、モディカのチョコレート祭り用に、チョコレートコーティングされて、ピスタチオで、さらにお化粧。チョコとピスタチオの組み合わせが、おしゃれです。 粉の入らないアーモンドたっぷりのクッキー 引き続き、シチリアのアーモンドをたっぷり使ったお菓子を紹介します。小麦粉が入らず、アーモンドと、砂糖と、卵白でつくる、面白い食感の、アーモンドクッキーです。 <アーモンドクッキーの作り方> アーモンド1kg、砂糖1.2kgに、レモンの皮をすって加えます。 粉砕機にかけ 何回も、何回もかけて・・・ ホールアーモンドが、アーモンドプードルになるくらい、細かくして はちみつ50gと、卵白300gをくわえます。小麦粉が、まったく入っていないので、さくさく感はなく、食べると、「ぐにゃ~ん」という食感です。日本では、クッキーは、たいていさくさくなので、最初は、舌が、無意識のうちに予感している食感とちがって、ちょっと「あれれ?」という感じです。 アーモンドクッキーの生地を絞るサルヴァトーレ。この基本の生地から、いろいろなバリエーションのアーモンドクッキーが、つくられます。 カルーバ(いなご豆)入りアーモンドクッキー こんな形も 日本では、なつかしいような、さくらんぼの砂糖漬けも、シチリアでは、よくつかわれてます。 これもさくらんぼうの砂糖漬け、緑バージョン。みんな、着色料には、おおらか(?)なようで。 こんな感じで、"お菓子の引き出し”で、待機しています。外が、カリッと、中は、ぐにゃ~んが、命なので、ジャンニは、特にアーモンドクッキーは、いつも古くならないよう、気を配っていました。 これらが、基本なのですが、ジャンニは、時々、突発的に、 こんなかわいらしいハートのアーモンドクッキーも、作ったりします。なにしろ、恋に落ちている最中ですからね。 何でもつくってくれい。 同じ生地で、こんな上品な、クッキーも作られます。その名も、”フィオッコリ・ディ・ネーベ”雪の結晶クッキーです。 このクッキーたちは、つめあわされて、500g、1kg、というふうに、グラムで売られていきます。あるいは、お客さんが、「5人分くらいなんだけど・・」と注文したり。 工房で、あんなにすごい量、買っていくのねー、と横目で驚きながら、みていたものの、自分が、人の家に食事に、よばれたとき、お菓子をもっていくと、みんなのその食べっぷりに、びっくり。 シチリアの人たちって、老若男女、お菓子がほんと、大好きなのです。 次回は、いよいよアーモンドを使ったお菓子の最終回です。
by andotarou
| 2007-05-02 05:37
| シチリアのお菓子・ボナユート編
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